制作会社の営業としてというよりは、基本的に営業としてはやらない方がいい事になると思いますが、特に他の業種の営業をやっていた時は平気だったのにWEB業界に入ったら悪い方向に変わってしまった営業の方なども沢山見てきたので、簡単にですが営業としてやらない方がいい事をまとめてみました。
別の記事でやった方がいいことなどもまとめていますので、是非そちらもご覧ください。
https://t3l.org/how-to/sales-skil/
「多分大丈夫」のあやふやな感覚で仕事を受けてくる
ちゃんと確認をせずに「多分大丈夫」といった認識で「やります！」とクライアントに行ってしまった後には様々なトラブルが待っています。
特に仕事をとってきたら自分は利益を出してして、あとは制作部の責任と考えている人・そういった感覚の人に多くみられます。
極端な例えになってしまいますが、例え仕事をとってきても1日かかる作業の内容を1,000円で受けてきたとしても、自分が打ち合わせをしてきた時間・営業をしてきた時間だけでも損失になってしまいます。
既にクライアントと予算を決めてしまっていると、赤確定の作業を制作にやらせることになり、社内からの反感をかってしまいます。
仮にクライアントと再度追加の値段交渉ができたとしても、「最初にできるって言った値段からなんで上がるの？」と不信感につながってしまいます。
他にも制作が1時間もかからない作業だからサービスで受けてしまう人も同じです。
簡単な作業をサービスで受けてしまうと塵も積もって結局赤字に繋がっていたりします。
こちらも同様で後々気付いた時にクライアントと相談するのは時すでに遅しの事が多いです。
最終的に、なんども同じことになってしまいますが、クライアントの満足度も得る事が出来ず、自分の成績にもつながらずに、制作をただ働きさせることになってしまい、トラブルに繋がりやすい状況を作ってしまう事につながるので、小さい会社ではしっかりと制作部などに相談をし、すでに見積もりのテンプレートがある会社ではそれよりも下回る”サービス”的な受け方はしないようにしましょう。
知識がないのに用語をつかう
最近ではよく耳にする「SEO対策」という言葉がありますが、もはや浸透しすぎて逆に正常な言葉と現在では受け入れられていますが、実際にはSearch Engine Optimization直訳をすると「検索機関最適化」SEO対策というと検索機関の最適化を対策することになってしまうので、色々と意味が分からなくなってしまいます。
SEO対策というのは一例で今では通じる言葉になってしまっていますが、意味を分からずに使用していると相手には間違って伝わってしまう事もあり、トラブルに繋がってしまいます。
ポップアップを作ってほしいと言われて実際に作ってみたらスライダーを作って欲しかったといった事や、セピアにしてほしいと言われて結果モノクロの事だったなど、制作する人は純粋にその言葉を信じて作業をしてくれる方が多くいると思いますので、作業効率を上げて自分の利益に繋げる為にも、正確な言葉などで伝えましょう。
※クライアントへも同様です。
究極の言葉「win-win」
営業の人が使っていて実際にwin-winになっている状況を一回も見たことがないので、記事を書いている私の完全に偏見です。笑
最近ではwin-win-wiiiinという番組がやっていて大変面白く拝見させていただいていますが、実際にはたらいていると何年たっても、これで「win-winになりますのでお願いしますよー」って言うのを見かけますが、「儲ける為の方法を教えます」と言いながら実際にはその儲ける方法を試していない人が、お金を稼ぎたい人からお金を巻き上げている光景とよく似ているなと私はながめています。
また「修正」という言葉と同じように制作の人が嫌いなワードになりがちな言葉だとも思っています。
まとめ
時々仕事のウケ方やが変だったり、無駄に用語を使って逆にクライアントからバカにされて利用されてしまっている営業や、変に用語をつかってクライアントを混乱させ、結果内容を騙してしまっているケースなども良く見かけます。
しっかりとお互いに理解しお互いに責任をもって仕事をすることでみんなの利益に繋がってくると思いますので、是非やらない方がいい事を反面教師にしていただけたら嬉しいでです。
