今回は縦型の名刺の文字が中央に寄っているタイプのレイアウトを組んでみます。
デザイナーや個性が出したい人などが選ばれることが多い縦型の名刺ですが、実際に使用している人の比率はかなり低く、制作会社に居てもほぼ9割の依頼が横型の名刺になります。
普段あまり制作をしない事もあり、レイアウトをなかなか組めない方などもいらっしゃったので、黄金比を使って、自然とはまる、シンプルなレイアウトを作成していきます。
名刺のデザインの記事には必ずこのリンクを張り付けてあります。
まずは黄金比の設置
取り急ぎ、シンプルにいつもと同じように上下に設置しました。
今回は中央寄せで作成しようと思いますので、左右に関してはほとんど意識をせずに考えています。
内容の配置
黄金比テンプレートをガイドとして内容を合わせていきます。
同じことの繰り返しになってしまいますが、今回は中央寄せで作成していくため、曲線や左右などは気にせずに、縦の間隔のみを意識して配置をしています。
※左右の位置の目安としては上下ともにフィボナッチ数列の8の大きさの四角の延長線を目安にしています。
名前は基本的に真ん中より上に設置している人がおおいですが、この後に装飾も入れようとおもいますので、内容を下の方に集中させてみました。
装飾をついかしてみる
背景を追加しただけでレイアウトがぐっとしまったのがわかります。
また、下よりに設置した情報も領域内の中央に綺麗に配置されている事がわかります。
まとめ
文字だけで組んでいく場合ですと整っていたとしても、今回のレイアウトではすこし違和感があるものになってしまっていたかもしれませんが、背景の装飾を入れる事で、整える事が出来たとおもいます。
今回の記事の途中から、装飾をつけるのではなく、配置をちょっと調節をするだけで、文字だけのレイアウトも作成することができるかと思いますので、今後そういったレイアウトなどにもチャレンジしてサンプルを増やしていけたらと思います。