制作部として採用を担当することも多々ありますが、その中でも一生懸命アピールをするあまりマイナスに見られてしまっているなといったケースもありますので、意外とマイナスにみられてしまう事や、実際にみられている部分など、職務経歴などについてを紹介したいと思います。
職業訓練校や通信での学習は経歴と考えない方がいい
よく職業訓練校でしっかり基礎は学んできた、通信で半年間みっちり勉強をしてきたといったような経歴を書かれている人が多いですが、実際には独学で1年間勉強してきたという方に劣っている事がほとんどです。
独学の方は実際にサイトを運用したり、壁にぶつかったりして、本当に必要なコードは何なのか、どのようにしたら解決できるのかといった知識を蓄えているので、足りない部分があったとしても、ちょっとだけヒントをあげるだけで乗り越える事ができたりします。
教科書通りのコードしか触ったことが無い方などは、marginとpaddingってどう使い分けたらいいのか、position:absolute;やfloatなどをどのようなタイミングで使っていいのか、使わない方がいいのかなど、実際の現場で解説しても理解できない人も多かったりします。
最近ではとてもいい訓練校や通信のスクールがあると聞きますので、知識を蓄えるといった意味では受講することはとても重要な事だと思いますが、職務経歴書や履歴書などで大々的にアピールのポイントと使用するのはマイナスに働いてしまう事があります。
スキルの名称は正式名称で書いた方がいい
こちらも面接をしているとよくいらっしゃるケースなのですが、細かい内容だと「HTML・CSS」ではなく「HTML5・CSS3」などと記載した方がいいといった内容ですが、これくらいならまだマイナスの印象はなく終える事ができると思います。
マイナスに思われてしまうケースとしては、jsと記載してあるのにjQueryしか触れないとなった時にjsとjQueryの違いもわからないといったケースや、JAVAと記載してあるのに、JavaScriptしか触れないとなると、全くの別物になってしまいます。
その他にもPHPと書いてあるのに、面接が進むとcakePHPしか触れないなどもありました。
話が進んでからマイナスな印象を与えてしまうくらいなら最初からできない事とできる事がはっきりしていた方が人間性の方で好印象を与えれたりします。
また、こういった誤解を面接で与えてしまっている時点で、意思疎通の面で難ありと判断されてしまう可能性もあるので、経歴書などでは正式名称で記載することをお勧めします。
まとめ
職業訓練校などしか経歴が無い未経験の方などはポートフォリオに力を入れるなどをしてアピールするポイントをちょっと見直してみる事をお勧めします。
印象のいいポートフォリオなども紹介していますので、是非そちらの記事もご覧ください。