外注さんからの初稿の時、急いで作ったサイトの本公開の時、チェックシートなどを作成していない状況などでは沢山の対応漏れがあったりします。
特に外注さんに依頼をして、当初依頼をしてあるにも関わらず対応が漏れてしまっていたことが多い項目たちをまとめてみました。
目次
忘れられがちな内容
特に忘れられがちな内容をリストにしてみました。
- meta情報
- ファビコンやアイコン関係
- OGPイメージ
- エラーページ
- リダイレクト関係
- ロボットテキストやnoindex
基本的にぱっと見ではわからない部分などが良く忘れられているように感じます。
一個づつ簡単にみていきます。
1項目ずつ確認
meta情報
主にタイトル・ディスクリプション・キーワードなどです。
クライアントにもらうのか、ディレクターが一緒に考えるのか、ライターさんに依頼をするのか、フロントエンドエンジニアにお任せといった感じで、どこが担当するのか明確になっていないプロジェクトをよく目にします。
ディレクションができていれば特に問題はないと思うのですが、急ぎの案件やLPなどの一枚物など、長時間かけない案件などでも見落としをされてしまう事が多いかもしれません。
PHPなどで作成しておくと便利に管理することが可能対応漏れがあったとしてもすぐに挽回できますし、チェックシートなどと併用すれば、クォリティをあげて対応することができるようになります。
ファビコンやアイコン関係
スマホでブックマークをするとき、パソコンのブラウザのタブの部分に表示されるものですが、注意してみるような個所ではないので、公開アップロード後にふとした瞬間に「反映してなかった!」なんてことも。
お願いしていたとしても対応リスト、チェックシートなどを渡していないと、経験がまだそんなにない外注さんたちはほぼほぼ忘れてくる気がします。
最低限必要なアイコンなどは別の記事でご確認ください。
OGPイメージ
本番公開後にSNSで呟いたらお願いしていた画像が表示されない、といったようなクレームを受けている人も良く見かけます。
表立った個所ではなく、SNSでシェアなどがされないとわからず、またFacebookやTwitter、Lineなどそれぞれで表示のされ方が違うので、確認の仕方もちょっと厄介でなおかつ忘れやすい箇所になります。
適正なOGPイメージのサイズなども理解して、チェックシートなどに加えて対応しましょう。
エラーページ
最終確認をしていたディレクターから「エラーページを作り忘れていたからお願いできないか」と、自分が参加していないプロジェクトのを作ってあげる事もしばしば、リダイレクトの設定とセットにしておくと忘れる事も防げるかもしれません。
リダイレクト関係
サーバーを管理する人と、本番公開をする人が別の人だと、SSLに設定されているけどhttpsにリダイレクトされていない、なんてこともしばしば、SEO的にもよくなかったりしますので、htaccessの中に用意をしておくなどして、対応できる準備はしっかりと整えておきましょう。
ロボットテキストやnoindex
ここを忘れてしまうと一番悲惨です。サーチコンソールもあまり管理されていない中小企業なんかではずっとクライアントのサイトがインデックスされずに大きなクレームなどにもつながってしまいます。
こちらも本公開用のファイルを用意しておき、チェックシートに加えておくなどしてしっかり対応できるようにしておく必要があります。
まとめ
このほかにも重要な項目は沢山あります。
今回は一例を紹介しているだけですので、是非ご自身にあった自分のクォリティをあげる事の出来るチェックリストなどを作成して、完璧な納品をしていけるようにしていただけたらと思います。