現在、有料の求人掲載サービスは沢山存在しますが、Google検索に無料で求人情報を掲載できるサービスもあります。
自身は求人関係と無縁だったとしても、クライアントなどに提案をすることで、自分のサービスを増やす事が出来るので覚えていて損はない仕組みになります。
簡単な設定をするだけで掲載することが可能ですので、今回はGoogleしごと検索の掲載方法を紹介したいと思います。
サイトに追加するコード
基本的には下記コードの情報を書き換えてサイトに記述するだけで、設定は完了です。
<script type="application/ld+json">{
"@context": "http://schema.org/",
"@type": "JobPosting",
"title": "職種などタイトル",//業種などタイトル
"description": "本文部分HTMLタグを使用することもできます",//求人詳細内容
"datePosted": "2022-02-08", //掲載期間-開始
"validThrough": "2023-02-03", //掲載期間-終了
"employmentType": "FULL_TIME",
"hiringOrganization": {
"@type": "Organization",
"name": "会社名",
"sameAs" : "https://www.example.com/", //サイトのURLか求人ページのURL
"logo": "https://www.example.com/icon.png" //アイコンののURL
},
"jobLocation": {
"@type": "Place",
"address": {
"@type": "PostalAddress",
"addressRegion": "都道府県",
"addressLocality": "市区町村",
"streetAddress": "番地",
"postalCode": "000-0000", //郵便番号
"addressCountry": "JP" //日本
}
},
"baseSalary": {
"@type": "MonetaryAmount",
"currency": "JPY",
"value": {
"@type": "QuantitativeValue",
"value": "230000",//給料
"minValue": "230000",//給料下限
"maxValue": "300000",//給料上限
"unitText": "MONTH"
}
}
}</script>
もっと細かい設定も色々できるようなのですが、最低限そろっていれば特に問題はないといった内容を盛り込んであります。
ご自身で調節を行いたい方は、Googleの公式の内容を見て調節頂けたらと思います。
https://developers.google.com/search/docs/advanced/structured-data/job-posting?hl=ja#definitions
設定は記述して、クロールしてもらうだけ
記述が終わったらサーチコンソールからURL検査をするだけでクロール・インデックスされれば自動的に表示されるようになります。
一度クロールされたらサーチコンソールの左にあるメニューに求人の項目が追加されて状況を確認することができます。
注意点
情報を記述してるのに、検索結果に表示されない場合
時々、求人情報が表示されなくなってしまったといったような相談を受けますが、よくある問題としては掲載期間が過ぎちゃっている事が多いです。
"datePosted": "2022-00-00", //掲載期間-開始
"validThrough": "2023-00-00", //掲載期間-終了
datePostedを情報更新日にし、validThroughを掲載終了日に設定をし直して、改めてサーチコンソールからURL検査をすることで改めて掲載することができます。
クロールされてから情報が更新される
間違った情報が掲載されてしまったり、変更があった場合にでもクロールされるまで情報が更新されないため、最低でも次の日になってしまいます。
アップロードする前には念入りに確認作業をしておくことをお勧めします。
まとめ
最近ではGoogleしごと検索を利用する方も増え、有料のサービスに比べ反響はすくないかもしれませんが、仕事探しの一つのツールとして認識されてきている事もあります。
求人を利用しないフリーランスの方などでも、ご自身のサービスの一つとして加えておくなど、使用する機会が少なかったとしても知識として蓄えておいても損はないと思います。