契約する前に確認!ダメなWEB制作会社を見分ける方法4選

よく詐欺みたいな制作会社につかまっちゃってまともなサイトを作ってもらえていない会社さんも見かけますので、私が10年以上の経験の中で、勤めたり、外注とした制作会社の中でよくトラブルの原因となっていてそれぞれの会社が共通する部分を紹介いたします。
今後のトラブル防止等に参考にしていただけたら嬉しいです。

1.ページの見積もりがなぜかA4換算

時々A4換算で見積もりを出してくる制作会社をみかけますが、A4にしてしまうとページの全体を入れれてしまったり、ファーストビューのみにしてしまったりと、縮尺によってボリュームが全然かわってしまいます。
PCの基本的な画面の1920px x 1080pxをA4に縮尺する等をしている場合もわざわざ変換をしてから見積もりを計算しなくてはいけなくなります。

ほとんどのA4換算している会社は、営業や経営サイドが商品を理解せずに感覚で見積もりを出してしまっている為、
実際に制作にだしたら大変で凄い時間がかかってしまった、実際には予算が全然たりなかったなど、後々トラブルに繋がっている事を目にします。

無難な会社はコンテンツ数やpx数での見積もりが多い

単純にページ換算でコンテンツ毎にしっかり見積もりを出したり、ざっくりしていてもpx数で出してくる会社とはトラブルに発展してるところを見たことがありません。
依頼している側がめんどくさくなる位細かく出してくる会社はトラブルに発展しているのを見たことがありません。

2.ディレクション費用の内訳を理解していない

家を建てるときにも現場監督の方や設計士の方は移動したり打ち合わせをしたり、調査機関に依頼をしたり、各セクションの人のスケジュールを調節したりと、管理するために予算が発生していると思います。
WEBのディレクターも同じように動いているはずなのですが、仕組みについてわからないからエンジニアに丸投げ、打ち合わせだけして、調査や設計は行わないなど、内訳を理解していないディレクターは費用通りの仕事が出来ていない状況を見かけることがあります。

ディレクション費用が見積もりにない制作会社

安く作ってはくれるけどデザインが完全にお任せ、SEOに強くない構造など、ディレクション費用をとらない会社もあります。
後々の事を考えるとあまりよくないとはおもいますが、取り急ぎサイトが欲しいといった方はいいかもしれません。

3.スケジュールがざっくり

銀行などでは、「何日までに印鑑と本人証明書を持ってきたら今月中に口座を発行できます。」であったり、スーツ屋さんでは「本日裾上げの依頼をしていただければ、○○日には仕上がります。」など、
WEB制作に関しても依頼している側に協力をしてもらわなければ作業を進められない業種です。
よく見かけるのは「来月のどこかで本公開しましょうね~」として他の案件との兼ね合いや素材があつまらなかったなど、実際の作業できる期間は1日もなくサイトを作らなきゃいけなくなる状況になっている会社もよく見かけます。
スケジュールがざっくりだと、窓口となっているディレクターがいい加減なせいで、いい制作がそろっていたとしても、無責任なものしか納品できないといった状況におちいりがちです。

ちゃんとしてる会社はずれこんだりしても大丈夫

依頼している側から情報が貰えなかったりすると、その度スケジュールはずれこんでしまいますが、「いついつまでに情報を頂けていれば○月○日のアップロードには間に合わすことができます」など、ずれこんだりしたとしても、はっきりリスケジュールをだせる会社はトラブルなく、制作物のクオリティも高くなる傾向にあると思います。

4.制作は外注が行っていると言っている会社

下請けさせてくださいと相談に来る会社に制作のラインはどのようになっているのか、チームの構成はどうなっているのかなどを聞くと「外注がおこなっているので任せている」などといった事を言われたことがあります。
その他にもスケジュールが遅れたら「外注に依頼していて外注が遅れたから」など。。。責任を転嫁しはじめたりと、全て外注にお願いしている会社は、制作会社ではなく、仲介業者だと思います。
実際に制作を行っている会社に依頼したり、外注に出していない会社の方が予算が削減できたり、削減できる分をちゃんとした制作などに割り振ることができるので、仲介業者なのか制作会社なのかをしっかり見極めましょう。
こういった会社には「制作は社内ですか?」のように聞くと案外あっさり答えてくれたりするので、WEB制作を依頼する際には是非一度聞いてみてください。

まとめ

今までの10年以上の経験した中では、めんどくさい細かいと言われがちな会社の方が、クオリティが高く責任感のあるサイトを制作してくれる印象です。
すべてお任せだと失敗しがちの一生に一度の家を建てるときのように、依頼する側も依頼されるがわも協力しあって、一緒にサイト作りをしていくといった形をとれるのが、トラブルもなく皆が得する結果に繋がると私は考えています。

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